2021年11月21日、僕基地を使い、「自治会」ではじめての研修の機会をいただきました。ボランティアスタッフの伏見さんがその時のレポートを書いてくれましたので、紹介します! 写真は参加者の皆さんと(前列向って左端が自治会長の鈴木さん)
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2021年11月21日に八千代市の緑が丘西自治会でボードゲーム型教材「僕らの基地がほしいんだ」を用いた研修会を開催しました。緑が丘西地区は2002年(平成14年)からの土地区画整理事業によって誕生し現在も宅地開発が続く新しい街です。自治会の立ち上げは2017年で宅地開発が進む中で自治会の会員も右肩上がりで増加中。新しい街ということもあり、「住民間のつながり作りや自分たちによるまちづくりに向けた住民意識の向上が大切だ」とのお考えで、今回、自治会会長の鈴木介人(すずきよしひと)さんからご相談があり、4周年記念の花火打ち上げの翌日、また役員会直後のお疲れのところ時間をいただき、今回の研修会の開催が実現しました。
現地に降り立ってみると真新しく綺麗な住宅の立ち並ぶ街並みに、今まさに発展を続ける街の輝きを感じずにはいられませんでした。筆者はゲームのファシリテーターとしては初めて参加したので、参加者の皆さんにゲームを楽しんでもらえるようにアシストできるか不安でしたが、皆さん初めて遊ぶゲームを楽しもうと積極的に頑張ってくださったこともあり、有意義な時間にすることができました。
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つながった人たちから想像したこと、見えてきたこと
- チャリティイベントがつながった。身近なこととして、地域イベントは大事ですね
- こっちの自治会長と大工の棟梁、造園業者がつながった。昔からつながりがあり、話を通すのが早かったのだろうと思った
- 議員さんにつながるまでに、公園と関係のないような人のつながりがある
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今回の研修会ではゲームをより多くの方に有効活用していただくための課題も浮き彫りになってきました。まずは初見の方にどうやってルールを理解してもらうか。私は、今回、参加者の年齢層が幅広いテーブルを担当しました。特に、ボードゲームというものにこれまで全く触れたことがないという、比較的ご年配の方にとっては、難しいと感じられる方も少なくないのです。実際、カードのつなぎ方に最後まで苦戦していた参加者の方もおられて、こうした場合には、ただ説明するだけなく実際にお試しプレーなどでカードのつなぎ方に慣れてもらうなどの改善が必要だなと感じました。
また各ターンでのプレイヤーの制限時間についてはゲームを楽しむためにある程度柔軟に対応したいという希望と、時間が足りずゴールできないことで不完全燃焼な終わり方にしたくないという希望をどのように両立していこうかについても検討が必要だと感じました。2022年からはゲームを授業や研修会で使ってもらうためのファシリテーション講座も開講予定ですが、ファシリテーションの方法やマニュアル作りにも、こうした部分の工夫の仕方を盛り込むなど、役立てたいと考えています。
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参加いただいた方からのコメント
- 身近な方からのつながりが大切であることをあらためて感じました
- 協力者、同志を集める、小さな一歩を踏み出すということ
- 子どもたちが遊びながら学ぶことができるゲームがあることを知りました。もう少し遊ぶ時間をとって、人数も集まると楽しい
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執筆:6時の公共学生会員・ボランティアスタッフ 伏見拓(ふしみたく)