2021年12月27日、28日、僕基地を開発した「6時の公共まちづくり学習教材開発プロジェクト」として合宿を行いました。メンバーの石井さんがその時のレポートを書いてくれましたので、紹介します! 写真は宿泊した「松本亭一農舎」前にて(前列、しゃがんでいるのが、まよひが企画の佐藤さん。記念撮影時のみマスクを外しています。)
また、合宿のダイジェスト動画もご覧ください。
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2021年12月27日、28日の2日間、山形県朝日町にある「ゲストハウス松本亭一農舎」を訪問。2年半前の夏、このゲストハウスで学習教材開発合宿を行って以来の再訪となりました。天候は…大雪!千葉から伺ったスタッフには貴重な雪国体験にもなりました。
現地を案内していただいたのは、前回同様、まよひが企画代表の佐藤恒平さん。桃色ウサヒの仕掛け人です。ぜひ、教材の完成を報告し、授業での展開のコツを伺いたいということで再訪した次第です。
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山形市内から朝日町にかけてスーパーで食材等、道の駅でリンゴ、町のよろずや近江屋さんでウサヒグッズを買い込んだのち、午後1時過ぎにチェックイン。あたり一面見事な雪景色でした。
まずは、代表理事からゲームの進め方、教材の狙いを佐藤さんと、当日のゲストハウス当番の鈴木さんに伝授。ひととおりプレイを行い、ファシリテーションのポイントなどを指摘いただきました。
ポイントを整理してもう一度最初から、と準備していたところ、来客が。ご近所のゲーム好き一家が教材のうわさを聞きつけてゲストハウスにやってきたのでした。(佐藤さんが声かけてくれていたそうです)
ここで、佐藤さんがテーブルファシリテーターとして、一家にプレイ体験を指南。…そこには、我々とは違った視点、でも、ゲームの大事なエッセンスをものの見事に表現されるなど、多くの示唆が含まれていました。
さりげなく進みすぎるプレーヤーにブレーキを掛けたり、進みにくいプレーヤーの後押しをしたり、全体のバランスをとるために大変参考になるポイントがそこかしこにありました。とても初めて教材に触れたばかりの方とは思えませんでした。さすが、日頃から、様々なゲームを授業や研修で実践されている方が成せる技!
プレイ後、振り返りと意見交換。実は、この来客の皆様は、両親が学校の先生で、長男が大学生、次男が高校生、長女が中学生。学校で教材を普及させたい我々にとっても、先生の視点でどう教材を活用できるか、生徒側の視点でどのような点が進めにくかったかなど、複眼的な意見を聞くことができたことは、何事にも代えがたい、貴重な学びになりました。
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夜は、セリ鍋と山形牛の焼肉に舌鼓み。道の駅で買ったリンゴをおやつに、夜な夜なゲーム教材談議に花を咲かせました。
翌朝、リンゴ温泉、ひっぱりうどんを楽しみ、ふりかえりのまとめをしたのち、朝日中学校内にある佐藤さんの事務所を見学。自習室も兼ねた交流拠点にもなっているそうです。校長先生に直談判して実現したそうですが、このように中学校内に事務所を置いているのはおそらく全国初ではないかということです。
最後は山形駅まで送っていただき、充実の冬合宿はあっという間に終了となりました。
今回の朝日町訪問で、今までなかなか解決しなかったポイントに一筋の光が見えた気がしました。ファシリテーター養成講座のスキームに生かしていきたいと考えています。
執筆:6時の公共正会員 石井さん