2024年6月8日、千葉県千葉市美浜区にある昭和学院秀英中学校・高等学校の生徒会メンバーの生徒さんたちを対象に、「ルールメイキング」をテーマとした研修会を実施しました。ボランティアスタッフとして協力してくれたNKさんが、ミニレポートをまとめてくれましたので、ご紹介します。
ヾ|〃ヾ|〃ヾ|〃ヾ|〃ヾ|〃ヾ|〃
私の出身中学・高校で研修をすると聞き、久しぶりに母校に帰るよい機会だと思い、参加しました。
ボードゲームは初めて体験したのですが、1人の「どうにかしたい」という思いを起点に、人とのつながりをつくりながら、議会に届けるという過程を、ゲームという形で擬似体験できるようになっていると思いました。
研修に参加した中高生からは、「1人では難しいけど、途中で色んな分野の人の力を借りることで議員にアクセスできるようになる」、「見切り発車で始めて後から帳尻を合わせてもいいのか」等の感想が出ました。私が考えつかなかった感想を持つ生徒もいて、彼ら彼女らの柔軟性に感心するとともに、ゲームの奥行きを感じることができました。
母校の後輩たちには、政治という大きな舞台に限らず、「どうにかしたい」という素朴な思いをきっかけに、まずはクラスや部活など身の回りの社会のつくり手になる楽しさを味わってほしいと思います。
《アンケート結果》 〇全体評価(5段階評価):4.8ポイント 〇政治や地方自治は自分に関係があると考える(5段階評価) 研修開始前:3.3ポイント → 研修実施後:4.1ポイント(0.8ポイント改善) 〇私は、世の中でおかしいと思うことがあったら、その状況を変えるために、みんなと話し合い、行動できると考える(5段階評価) 研修開始前:2.9ポイント → 3.7ポイント(0.8ポイント改善) 《学んだことなど》 ・一人一人の行動が全体に影響を及ぼすことがわかった。 ・現実でも、変革ってできるかも、と思わせてくれた。 ・ルールづくりや要望書の提出について興味を少し持つようになった。 ・自分たちと年齢が近い人が請願書を出して行動して驚いた。 ・賛成の人だけでなく、反対の意見を持っている人も巻き込むことが大切なんだと感じた。 ・法律とかの決まり方、条例はどんなものであるか。 ・いろんな職業の人の社会との関わりについてもっと知りたいと思った。自分が社会の中で何ができるのか、というのを、もっと考えるようになった。