クラウドファンディング


~受付は終了しました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました~

本サイト上で、クラウドファンディングを開始した6時の公共の考えや背景などをご紹介しています。ぜひこちらをお読みになった上で、CANPAN決済サービスからご関心のあるコースをお選びいただき、ご支援の申込みをお願い申し上げます。

6時の公共|CANPAN決済サービス https://kessai.canpan.info/org/pm6lp/

コースは4つ

クラウドファンディング申込期間

~受付は終了しました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました~

2020年11月23日(月祝)~2021年2月12日(金)23:59まで

リターンの送付時期

2021年3月下旬

ボードゲーム「僕らの基地がほしいんだ」作者の「6時の公共」とは

千葉の地方公務員が集まり、2017年に立ち上げたNPO法人「6時の公共」。

立場の異なる人たちが同じ目線で学ぶコミュニティを作ろうと、2年間の任意活動を経て、2017年12月に法人化しました。

6時の公共についてはこちら

ミッション | NPO法人6時の公共 (pm6lp.org)

団体概要 | NPO法人6時の公共 (pm6lp.org)

 

法人の核となる活動は、まちづくりや地域の政策課題などに関して、多様な人たちが集まり共に学ぶ「みんなの学習会」(月1回程度平日夜、千葉市内開催)です。大学教授から経営者、各界実務家などを講師に迎え、参加者同士、白熱した議論を重ねています。また、学習会動画の配信サービスは県内のみならず本州各地の公務員の方からもご利用いただいています。市民・行政・政治が交わり対話しながら、「自分ごと」として一緒に制度や仕組みを作っていこうとする、そんな空気を感じさせるコミュニティです。

学びの次のステージはボードゲーム教材づくりへと

昨年から注力しているのが、中高生を主な対象とした「まちづくり学習教材開発プロジェクト」として取り組んできたボードゲーム型教材の開発です。議会への「請願」をモチーフに、住民との協働や民意の練り上げ方、自治体に意見や政策アイデア等を提案する手法を楽しく模擬体験できる内容で、2020年11月14日、都内で開催されたボードゲームの展示会でリリースし、本格的な普及活動に乗り出したところです。

ボードゲーム型教材「僕らの基地がほしいんだ~議会を動かす12ヶ月~」の概要はこちら

https://bokukichi.pm6lp.org/about

 

ところで、なぜ今、中高生向け教材なのか。

4002021年、2022年と、中学・高校では新学習指導要領が完全実施されます。その流れの中で、学校現場においては、「社会的な見方や考え方」を働かせ、社会への関わり方等を自ら考えて主体的に行動する力を育くむ「学習方法の構築」が課題となっていることを、市民教育研究者や中高教諭による講義で知りました。

(写真:「みんなの学習会」で、シティズンシップ教育に詳しい研究者やアクティブラーニングに取り組む先生のお話をうかがう)


(写真:ゲーム編集者の石神さんに、プロジェクトに伴走者としてみっちりお付き合いいただいた。社会派ボードゲームをプレイしながら、自分たちが作りたいゲームのイメージづくりの参考としました)

たしかに、地域のルールや政策形成過程、政治手法は若者にとって捉えにくく、行政や政治が行うイメージから「自分ごと」になりにくい。本来身近な地方自治を、体験的に楽しく学べる授業があったなら…。始動した教材開発チームでは、さっそく公民や現代社会の教科書を読み込んだり、社会派ボードゲームをプレイしたり…、日頃の業務やNPO活動で培った知識をフル動員し、教材の形を模索しました。

まちづくり学習教材開発プロジェクト|6時の公共(pm6lp.org)

大人公共学習会の様子(写真:千葉市立稲毛高等学校附属中学校の谷藤先生から、実際に学校で使っている教科書をもとに、今の中高生がどんなことを学んでいるかを教えてもらった)

社会課題をゲーミフィケーションで学ぼうという、行政関係分野で有名な先行ケースには、熊本県庁の自主研究会(職員による自主的な学習活動)が2014年に開発した「SIMULATION熊本2030」(仮想市の部長になり自治体経営をシミュレーションするワークショップ)があります。私たちも自主研時代、普及や千葉版づくりを通して多くの学びを得ました。

教材開発夏合宿の様子(写真:教材開発夏合宿IN山形県朝日町での様子。夜が明けるまでいろんなゲームをプレイしまくりました。ゲームの根幹となるイメージもプロジェクトチームみんなで共有できました)

先人たちがそうだったように、オリジナルの構造を編み出すのは至難の業でしたが、私たちがこだわったのは、(1)プレイ時間・難易度の面で、学校の授業への導入のし易さを追求したこと、(2)終了時に「自分たちでもできる! 」という、試行錯誤の末に到達する爽快なプレイ感を詰め込んだことです。子ども時代、誰しも「こうしたい、なぜできないの」という素朴な感情や疑問を持ったことはあるはず。それらに対して、諦めずに社会に認めてもらいながら実現させていく意識や、「挑戦してみなよ」とポンっと背中を押される感覚を、このゲームを通して伝えたいと考えたのです。こうした設計は、私たち自身が子ども時代を振り返りつつ、社会の仕組みに触れて見えた世界を重ね合わせ、何度も何度も議論を重ねたこと、また、伴走役としてゲーム編集者の方や学校の先生から助言をいただいた賜物といえます。昨年夏の開発合宿を経て、今年3月に試作品を作成。テストを重ね、完成にいよいよこぎつけました。

最終調整段階の9月には千葉市立稲毛高等学校で、10月には東葉高校(船橋市)で、それぞれ高校の生徒さんにプレイしてもらいました。反応を見るのは内心不安でしたが、カード選択にうなる顔、成功時のしたり顔、ゴール時の歓喜の顔を確認し、手ごたえを感じました。また、私たち大人の目線では気づかないようなポイントの指摘もあり、最終製品にはそれらを反映したものとなっています。現在は、先生用教本や登場するキャラクターブックの作成にも取り組んでいるところです。

 

「地方自治」における主権者教育

選挙年齢が18歳まで引き下げられ、全国各地で模擬投票を取り入れる主権者教育が行われています。「選挙で一票を投じること」はまさに政治参加の一つですが、政治参加には他にも、政治家の活動報告会などで考えを述べたり、パブリックコメントや自治体の窓口で意見を伝えることもそう。友だちと意見交換するのも政治や地域づくりに関わる事始めです。大事なことは、政治参加の機会は選挙のときだけではなく、ちょっと意識するだけで日常生活の中にもたくさんあるということ。本教材には、そんな、市民が持つ地域社会を変えていくためのエッセンスを盛り込んでいます。この教材が、「地方自治における主権者教育」に新たな学習方法の選択肢を増やしていく一助になれるはずだと、思っています。

クラウドファンディングをなぜやるのか、支援金の使い道

このように、多くの若者たちに身近な地方政治、地方行政に関心を持ってもらい、具体の行動に移せるようになるまでには、私たち6時の公共が動ける時間帯と距離圏内で活動するのでは、到底、広がりに限界があります。

地域のことは地域の人たちが考え、決めていく。そうしたムーブメントが進んでいくためには、想いに共感してくれる方々が、それぞれの地域で、教材を様々なシーンで活用しながら、地域の民主主義を担う主体的な存在を育てていっていただきたいと考えています。

クラウドファンディングにより集まった寄付は、私たちが、これから各地で開催していこうとしている体験会やファシリテーター養成講習会の開催費用、指導マニュアルの開発費、まちづくり学習教材開発プロジェクトの活動費用に充てさせていただきます。

 

なお、現在、初版限定頒布として50個の先行予約も開始しているところです。あえて、このように、お求めやすい価格でご提供しながらも、クラウドファンディングとして寄付込みの商品を同時期に販売している理由についてご説明します。

私たちの想いとして、学校現場など、教材導入に係る潤沢な予算がないといったところも少なくないなか、できる限り、そうした理由がネックとなり、生徒たちが教材をとおした学びの機会に触れることができない、ということがないよう、お求めやすいようにしたいと考えています。(ボードゲームとしては、大量生産して市販される商品に比べると安くはない金額ですが、研修教材としては一般的なところと比較してもだいぶ抑えられた金額になっています)

正直なところを申せば、これまで実際に支出してきた開発費を考えると、助成金でご支援いただいた部分を差っ引いても、現在のところ大赤字でやり繰りをしています。ちなみに、メンバーの多くは公務員であったり、民間でお勤めの方などもプロジェクトに関わってくださっていますが、みんな、完全なボランティアであり、人件費という部分については発生していません。こうしたところに助けられ、なんとかギリギリの頒布価格を設定し、ご提供する努力をしています。これまでかけてきた開発費を回収していくにも、ある程度の数量を頒布していくことが必要となります。普及活動を展開していくにも、そして皆さんが各地域で効果的な授業や研修の実践ができるよう、より良い指導マニュアルも開発していくことが必要であり、ぜひ、そのために必要な経費を、こうした支援金で賄うことができたら有難いと思っています。

クラウドファンディング商品のご購入方法

以下の4つのコースからお好みのコースをお選びいただき、クレジットカード決済によりお求めいただけます。

クラウドファンディングは、日本財団CANPAN決済サービス(クレジットカード決済)を活用して販売しています。

各コースの詳細は、上ボタンからCANPAN決済サービスのサイト上に飛んでいただき、コースごとに詳しくご紹介していますので、ご覧ください。

【決済にお進みになる前にご確認ください】

  • 同決済システムにマイアカウント登録がお済みでない方は「CANPAN決済サービス利用者登録」https://kessai.canpan.info/mypage/login/
    にアクセスの上、「はじめてご利用のお客様」から利用者登録(マイアカウント登録)をお済ませください。その後、こちらのページから決済をお願いします。
  • CANPAN決済サービスのシステムの都合上、申込後に届く自動返信メールで「都度寄付」と表示されますが「クラウドファンディング商品購入費」の取扱いとなります。

ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。いただいたご寄付は「まちづくり学習教材開発プロジェクト」において大切に活用させていただいております。

販売事業者名:6時の公共
運営責任者名 :仁平貴子
問い合わせ窓口(メールアドレス):admin@pm6lp.org
問い合わせ窓口(電話番号) :043-307-6246
本社所在地:〒260-0013 千葉県千葉市中央区中央2-5-1千葉中央ツインビル2号館7階
商品代金以外の必要料金:該当なし
お支払い方法:クレジットカード決済
代金の支払い時期:寄付お申し込み時
商品の引渡し時期:2021年3月下旬頃
返品・交換不良品・解約について:お申込みをキャンセルする場合には、申込期限の2営業日前の日の午後6時までに、CANPAN決済サービスのシステム上から所定のキャンセル方法に沿ってご連絡ください。