【プレスリリース】自治体職員が開発したボードゲーム型教材「僕らの基地がほしいんだ~議会を動かす12カ月~」1月30日より「ファシリテーター養成講座」をスタート(2021.1.21)


地方公務員が中心となり立ち上げたNPO 法人6時の公共では、有志の市民や行政職員、議員が集まり、中高生に向けたボードゲーム教材を2019年5月から開発し、2020年11月に発表しました。
地域社会の課題を発見し、解決案を提言する手法の一つである「請願」をテーマに、合意形成や政策提言の過程を追いながら、身近なまちづくりの仕組みをわかりやすく体験しながら学ぶことができる本教材。2022年度から高校で完全実施となる新学習指導要領を踏まえ、地域を担う若者たちの「社会的な見方・考え方」を働かせ、社会への関わり方を選択・判断し、自ら考えて行動するといった新たな学びに向かうための学習の構築、特に、新必履修科目「公共」での活用を想定しています。
この度、本ボードゲーム型教材を授業等で活用する上での方法や知識を学ぶ「ファシリテーター養成講座」をオンラインにて開講します。

ファシリテーター養成講座概要


(1)受講対象者
・ゲームを1セット以上ご購入いただいた方
・学校やフリースクール等の先生方(ゲームはリース可)

(2)受講形態
オンラインによる動画視聴
オンラインによる対話型のゲーム演習(チュートリアル版ブラウザゲームを利用)

(3)受講料
9,000円(税込み)/お一人当たり
※ただし、中学校・高校・フリースクール(法人/団体)としてご購入の場合、
上料金で同団体内の複数の先生方がご利用いただけます。

(4)講義数
・必須講義(認定ファシリテーターとなるために受講必須な講義):10講義
・任意講義:9講義
  ※オンラインゲーム演習は任意講義です。ゲームプレイに不安のある方のみ対象。
※1/30の段階ではすべての講義は公開されていません。
段階的に、2022年3月末を目標にすべての講義を公開していきます。
※必須講義受講後に申請いただくことで、認定ファシリテーターになることができ ます。

(5)受講期間
2022年1月30日~2024年2月末

参考)ボードゲーム型教材「僕らの基地がほしいんだ」概要


(1)ゲーム名称:

(2)頒布価格17,500円 ※いずれも税込・送料無料。
   内容物:プレイ方法説明書、プレイヤーカード、街の人物カード、ルールチップ、議員チップ、
セイガン書ボード、プレイシート、オピニオンメガホン駒、議会まであと〇ヵ月カレンダー

(3)ゲーム概要及びストーリー
【概要】
本ゲームは子どもたちが街の人たちの力を得て、「セイガン」(請願)を目指すゲームです。(1~2人×4組=最大8人プレイ、プレイ時間約30分)
【ストーリー】
近未来、行き過ぎた管理が進んだ結果、小学生たちは自分たちの「秘密」を守れる公園を欲するようになる。自治体に公園づくりを提言するために、地域の様々な人々から協力を得ながら、情報拡散・収集力、整理分析・発想力、調整力といった「3つの力」を集め、セイガンアイデアを導き出そう。期限内に議会にセイガン書を提出したプレイヤーが勝利だ。

(4)活用シーン
①中学の公民・高校の公民科(政治経済、公共)、総合的な探求の副教材として
②主権者教育教材として ※小学校高学年でも展開可
③地方議会議員と市民との対話のツールとして
④自治体の政策・条例づくり、まちづくりにおける合意形成を学ぶワークショップで

(5)頒布状況
・初版50セットは2021年5月に頒布終了、現在、第2版を販売中。
・全国各地の高校教諭、地方議会議員、教育・まちづくり関係NPO、大学教員、自治体職員、民間企業、個人等からご購入あり